築20年ちょっとの戸建て住宅、さほど古くも無いし、既にユニットバスになっているのに、異常に寒い
っというお宅は、無いでしょうか?
一応、住宅には断熱材も入っているし、タイル張の浴室でもない、ユニットバスなのに。
冬場は入浴後、結露がなかなかひかないとか。
実はこのようなお宅、案外あります。
日本の住宅は、ずっと徐々に変化して行っています。
昔はお風呂やトイレは廁といって、本宅とは別の建物にあったりっという所から徐々に変化しています。
当時、その住宅をどのような考えで計画するかは、その時点での設計者、施工者の感覚に依ったりします。
トイレは2階にも必要か?とか、
和式洋式どちらがいいかは、1990年前後を境に、「普通は洋式」となったぐらいですから。
お風呂も、そのような中で変化して行き、
実は、最近まで、「お風呂は外」という感覚が残っている住宅もあります。
そのような住宅は、ユニットバスになっていても、お風呂周りには断熱材が入っていないものもありました。
お宅の寒いユニットバスも、実は断熱材が入っていないってこともあり得ます。
今ですと、当然お風呂は宅内という感覚ですので、ユニットバス工事をした場合は、
断熱材が入っていなければ解体時に入れますし、
ユニットバス本体にも断熱材がついているものもございます。
浴室換気乾燥機などとセットに暖かい浴室に改修することで、高齢者のヒートショック対策にもなるかと思います。
ユニットバス完成 | 古い既存のユニットバス | 解体すると断熱材が無い | 断熱材挿入 |