2016年が始まりました。
今年は「日本最後の好景気」とも言われているとかいないとか。
現在の金融緩和が、インフレに向けて引き続き行われると思います。
なぜ、インフレがいいのか?
それは、「今、買わないと、どんどん物が高くなる」っと思うことで、消費が進むからなのです。
日本が高度成長をしていたころは、4,5%/年以上のインフレだったと思います。
つまり、これは、今年100万円のものが、来年は105万円になるということです。
なので、今のうちに買っておこうと言うマインドが働き、消費経済が回り、
経済が成長するというよい循環を生むのです。
覚えているかと思いますが、これと反対なのが、バブル以降ずっと続いた、デフレです。
これは、「待てばもっと安くなる」というマインドを消費者に与えます。
買い控えさせてしまう現象が起き、消費が減り、もっと安くしないと売れないという、
デフレスパイラルをおこし、経済の縮小を招くのです。
来年、ほぼ確実に消費税は10%になるかと思います。
つまり単純に言うと、物価は2%弱、確実に上がるのです。
毎回、消費税が上がる年の前年は、駆け込み需要と言うのがあります。
恐らく、今年も起こると思います。
リフォームは、大きな買い物ですので、消費税が上がる前にした方がいいという事です。
今は、リーマンショック以降、世界各国が金融緩和を進めてきた最終段階です。
日本も、遅ればせながら、それに合わせるため緩和が出来、
株価、為替で、その享受を受けている段階です。
今年以降、アメリカの利上げ、中国経済の崩壊、ヨーロッパ、EUの停滞、イスラム諸国の不安定、
不確定要素の多い石油価格など、日本以外の国は、明るい兆しが見えません。
2016年は、日本最後の好景気というのは、つまり、
来年以降は、消費税10%と世界の情勢に飲み込まれかねない、
という状況かと思います。
ぜひ、リフォームをご検討の方は、今年中にして頂ければと思います。
水回り商品も進化が進み、今が一番、安くていい商品がある時期かと思います。
本年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。