朝の情報番組「スッキリ」で、実家の終活というのを特集してましたね。
空き家率が2割とか、そうなると、これも問題になって来ます。
80年代から90年代、日本が一番家を建ててた時代の家が、直面していますので、
件数も多いということですかね。
〇実際悩んでいる方の悩みをまとめると、
1,手がかけられないから、出来るだけ安くどうにかしたい
2,実家の思い出もあるので、それは残したい
3,火事や水漏れ、近隣への迷惑、苦情が心配
この辺じゃないでしょうか?
1,手がかけられないから、出来るだけ安くどうにかしたい
これですと、
不動産として、「現況売り」と言うのが良いと思います。
家をどうするかは、買った方が決める、中古住宅ではなく土地情報に載せることもあります。
家の老朽化や、住めるかな?というのは、売主が気にすることは無く、
買主の判断に任せるというスタンスです。
であれば、
乗ってない車をずっと持ち続けているようなものなので、
どんどん古くなる、固定資産税だけはかかる状態なので、
出来るだけ早く、不動産情報に載せてしまうというのが良いと思います。
費用は最低限、万が一住むパターンも想定しての、
雨漏りの補修、シロアリの駆除、などは、劣化を早めるので対応して、
外回り、庭の手入れ、家財道具の撤去などは、
安全性の確保、売る時の最低限の見栄えなどで対応して、50~100万円程度かけるぐらいで済むかもしれません。
2,実家の思い出もあるので、それは残したい
自分で住まないにしても、奇麗にして付加価値を付けて売るなどもこのパターンですかね。
この場合、水回り、内部だけでも500万円~
外装や窓などまで直すと、1000万円~
と、費用が掛かります。
売れれば、この費用も回収できるという考えもありますが、売れないと自己負担として残ってしまいます。
買主が購入後、リフォームをする場合は、自分の好きに出来ますし、
その費用は、住宅ローンとして安い金利で住宅を担保に借りることが出来ますが、
売主がリフォームする場合は、これが使えず、
現金負担、リスクが大きいのもネックですね。
3,火事や漏水れ、近隣への迷惑、苦情が心配
とりあえず、現況のままで残しておいて、ゆくゆく考えるという方も、
最低限の対応は必要かもしれません。
2か月に1回ぐらいは家に行って空気の入れ替え、
季節ごとにも雑草の処理、冬は凍結の対応など。
空き家となれば、侵入者がいるかもですしほっておくことも出来ませんね。
これも、1年で最低限、10万円程度、かかるかもしれませんが、
このような場合、誰に頼むのがいいか?近くに住む親せきに頼めるか?など、
悩む方も多いと思います。
まあ、こういう場合でも、弊社に相談して頂ければ、
まずは、どうするか?売った方がいいか、リフォームするか?から含めて、
最低限の空き家の管理などからでも、対応出来るかもしれません。
こんな場合も、ご相談いただければと思います。