今回のお客様は、、、、
仙台市泉区の築20年以上のお客様。
この地域は、バブル前後に開発されて、それこそ、坪単価60万円以上の多くの高級住宅が建てられました。
90年代、バブル前後の住宅は、輸入住宅、オーク調の濃い木目、造作材の現場塗装が流行っていたこともあり、
そのようなお宅も多いのですが、
今の明るい雰囲気の住宅とは違って来たり、塗装面の痛み、フロアの痛みも出てきているところだったりします。
ということで、今回は、お宅の中心である、キッチン、ダイニングを、
新しいキッチンにすることで、今風の明るい雰囲気に変えたり、
ついでに、ダイニングも、掘りごたつ風の畳コーナーにしたいというご要望でした。
バブル前後に流行った輸入住宅
日本の住宅建築には、少なからず、流行りがあったりします。
それこそ、70年代は、プレハブ住宅、大工さんの木造住宅が中心だったと思います。
80年代に入り、バブルの恩恵で、住宅建築も増えてくると、家のブランド化がすすんで、大手住宅メーカーなどが競って、
自社の住宅に特徴を持たせるようになってきました。
そこで、90年代に入り、地域の工務店や、新規参入の住宅メーカーが取り入れたのが、
輸入住宅や、その雰囲気を取り入れた欧風住宅だったりします。
特徴として、濃い木目塗装、現場塗装などがあり、新築当時は雰囲気があって、飾りも豪華でよかったのですが、
築年数がたつと、劣化や痛みは、やはり出てきます。
当時のキッチンも、濃い木目、オーク調のデコレートされた輸入風キッチンが流行りでした。
現在は、
明るいプレーンな色、鏡面など凹凸のない拭きやすい扉、
部屋の雰囲気に関係なく、好きな色で選ぶ、
など、
キッチン一つとっても、好みは、20年もすれば変わってくるようです。