2000年に入ったころくらいから、
不動産屋さんが、中古住宅を買い取ってリフォームをして販売するというビジネスモデルが出てきました。
そもそもは、競売物件など、素人では手の出しづらい物件を扱っていたのですが、
取引が大きくなるにつれて、一般的な中古住宅にもそのような手法で、
購入、販売するようになってきました。
当時は、「株式会社やすらぎ」などがそうでしたが、
今は、CMなどでも「カチダス」など、展開しているかと思いますが、
実は、社名を変更しただけで、同じ会社みたいです。
昔から、世界どこでも、不動産売買は、一般の持ち主の方が売出し、一般の方が買う、
それが当然でした。
ですので、それを仲介する不動産業と言うのが出来た訳です。
はたして、中古住宅を買い取って、リフォームして販売する、ビジネスモデルは、
一般の方にメリットはあるのでしょうか?
文字通り、価値を出すとのことですが、
普通に、買主の方が、そのままを買い取って、ご自身で悪いところを把握して、リフォーム会社に直してもらう、
それも、必要な所を自身のご要望で、好みのデザインで、費用を把握しながら。
その方がいいのではないかと思います。
間に買い取会社が入ったおかげで、その会社の利益を上乗せしないといけません。
その分、やはり、高くなると思います。
また、どうしてもリフォーム自体が見栄え優先、
悪いところを隠すようなリフォームになりがちかと思います。
現状のまま、お宅を確認して、
どこが傷んでて、どこが傷みやすいのか把握して、わかった上で購入する方が、
いいと思いますし、買主の方が直接、その改修に費用を回すのが、一番良いかと思います。
そのため、弊社では、
中古住宅を購入希望のお客様と一緒に、購入前の住宅を内覧して、
その住宅の値ごろ感から、悪いところ、直した方がいいところなど、お話しまして、
お見積しまして、購入後、お住まい頂くまでにかかる費用を出しております。
この方法が、やはり、
売る側にしても、買う側にとっても、一番健全かと思います。