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社長のリフォームブログ

中古住宅内覧ポイント~中古マンション編②

間が空いてしまいましたが、

「中古中古住宅内覧ポイント~中古マンション編②」

ですが、

①では、外回り、周辺環境、共用部分などの話をしましたが、

いよいよ、室内に入っての内覧ポイントになります。

 

中古マンション編② 室内に入って、まずは印象

一般の方が、建築やマンションの詳しい所まで見ることは不可能だと思うので、

内部でもやはり、印象で感じる事が大事だと思います。

視覚、嗅覚、触覚(動かしてみる)などでわかることも多いです。

そして、比べるのは、自身のお宅だったり、普通に考えて、ってレベルで全然いいと思います。

 

視覚―明るさ

日の光が入る明るい部屋がいい、、、一般的には、、

これは、朝、昼、夕方でどんどん変わって行きますので、

1日3回内覧出来ないことを考えると、窓の大きさ、窓の向きなどで判断するしかないし、

当然、方角を把握して臨んだ方がいいです。

西日がきつい、朝日がダイニングに入るなど、よく言及されます。

一般的には、南面にリビングが配置されバルコニーがあったりしますが、

都心部や特別の景観がある場所ですと、必ずしも南にバルコニーがあるとは言い切れない場合もあります。

また、マンションの場合、考慮するのは、北側の窓はどうなっているか?です。

片廊下型なのか、階段室型なのか、中廊下型なのかで明るさは変わります。

 

明るくなくてもいいと言う人もいる

直射日光が入るわけではないし、紫外線は部材の劣化、色落ちを誘発します。

日光に弱い人、お年寄りは疲れやすい、夜型生活、、、など、人によって日当たり優先と言うのは変わります。

北側の部屋は寝室、納戸で特に明るい必要が無い、と考える方もいますし、

「日当たりが悪い」という方が、一般的には建物価値は下がりますので、

日が入らないデメリット分、安く買える、交渉材料になるという事もあります。

 

臭覚―日が入らない北側の部屋の湿気

前項では、北側の部屋は必ずしも明るくなくていい人もいると言う話をしましたが、

その分、寒い、湿気が寄るなどで、カビやすいのも北側の部屋です。

これに関しては万人が嫌だと思いますので、

ここは大事なチエックポイントだと思います。

現況販売だと目視で今までの生活によるカビなどは確認できる

リフォーム済み物件はクロスの張替えでカビなどの跡がわからなくなる

入居者が、内覧時にまだ住んでいると、タンスの裏側がわからない

など、視覚でカビなどを確認することが出来ないこともあります。

この場合、カビ臭などを確認するのもいいと思います。

こう考えると、リフォーム済みのマンションは粗が隠されている可能性がありますので、

将来、自分が住んだ時、何に気をつければいいかなども考えるためには、

既存のまま販売されている中古マンションの方が判断しやすいという事も言えます。

カビ対策は、日常の生活で、通風の確保や、内窓工事などの断熱工事で軽減することは可能ですので、

知っていれば、リフォームや家具の配置計画で予め対応できます。

なので、最低限、室内の湿気などは知っておいた方がいいです。

 

クロスの張替は前提条件で、その他の造作材で何を直すかでリフォーム費用が変わる

クロスの張替は、多少新しくてきれいなお宅でも、張り替えるのは前提として見ても良いかと思います。

ですと、クロスの傷や汚れ落書きは、内覧時には、さほど、気にすることは無いと思います。

改修するうえで費用が掛かるのは、フローリング、ドア類です。

フローリングの張替が必要だと、100万円リフォーム費用は変わります。

ドアは、古いお宅ですと、現場塗装の造作ドア、90年築前後から既製品ドアがある

既製品ドアでも、

壊れている、開け閉め、鍵、ドアノブは大丈夫か?

折戸などは特に、内覧時、スルーしがちですが、壊れやすいので開け閉めの確認が必要です

襖、障子も、一応全部の開け閉めで、作動確認

等、確認して見ましょう。

 

意外と、ずっと住んでいる方は、動かなくなってても使わないでいると忘れていることも多いです。

ドアは、リビングガラスドアで、1か所20万円、居室のドアで15万円ぐらいかかりますので、

交換する必要があるかで、この分、加算されていきます。

 

サッシも一応、開け閉め、鍵のかかりを確認して見る

ただし、サッシは不具合があっても交換できない

部材交換も古いと対応できない

ガラスのみの交換も、防火戸だったり、共用部扱いになるので、確認が必要

開け閉めしずらい窓があっても、使わない、わかってて買うこともある

木枠、出窓カウンターなどの劣化も、直すだけで10万円単位で費用が掛かる

シングルガラス、アルミサッシは断熱性能が低い

サッシ、枠の劣化、断熱性能を上げる一石二鳥で内窓設置で対応することも可能です。

内窓設置は、現在補助金もあり、古いお宅だと検討の余地はあります。

ただ、これは住みながらの工事でも、生活にさほど、影響はないので、住んでみてから改めて考えるでもいいです。

必ずしも入居前に完全にリフォームしなくてもいい工事もある

 

 

下足入れなどの造作家具

造作家具としてよくあるのが、

下足入れと食器棚、キッチンカウンター周り、電話位置の飾り棚などです。

開けてみて、使用感の確認

下足入れは、汚れやすいし、匂いなども残っていることがありますので、購入後、使えるか確認が必要です。

こちらも交換する場合は、20万円程度かかってしまいます。

取り除いて、一般家具で対応する場合も、解体処分と下地の補修などで10万円程度、かかります。

 

 

以上が、内覧時の印象で感じることの出来るチエックポイントです。

そして、手も動かして、開け閉めした方がいいです。

これらは、建築の知識が無くても普通の方でも、全然、チェックは可能です。

既存住宅状況調査ってリアルではどう考えたらいいの?

「既存住宅状況調査」とは、平成30年の改正宅地建物取引業法で定められた、

不動産売買時の建物状況調査のことです。

これで、不動産売買契約時の重要事項説明の対象となりました。

 

建築の専門家が見てくれるというメリット

今まで不動産売買には建築の専門家が助言する制度はなく、

購入した住宅を建築の専門家が調査してくれるようになった

 

ただ法律的には調査は義務ではない

・調査は義務ではなく制度の説明、調査の有無の明記のみに留まっています。

 

→ 今のところ、やってもやらなくてもいいって制度になっています。

 

調査費用がかかってしまう

正式な調査員(建築士免許を持って、国が定める講習を受講した既存住宅状況調査技術者)が調査し、

調査報告書が作成されます。

ので、それなりの費用(10万円単位)が掛かります。

一方、この報告書が安全を保障するものでも、何らかの責任を取るものでもない。

あくまで売買時の判断基準、情報の一つでしかない。

 

調査費用の負担は売主?買主?

誰が、その調査費用を負担するか?

売主:売れるか売れないものに費用をかけたくない。

   自宅の粗探しにならないか?

買主:買うか買わないかわからない物件に、検討物件があると都度、調査をしなきゃいけないのか?

   購入決定後に調査を入れても遅い

というジレンマが起こり、二の足を踏む方が多いかと。

 

現在、不動産仲介の専属専任契約の特典として調査するビジネスモデルはある

この既存住宅状況調査を、専属専任契約を条件に不動産会社負担で行う業者もおりますが、

専属専任契約のメリットデメリットから考える必要もあります。

ただ、

リアルでは、これが中古住宅現状調査を活用する流れの一つにはなっているかと思います。

 

調査のみで、改修するか?それにかかる費用は?別の話

不動産の価値、価格は、改修費用も加味して検討する必要があります。

耐震基準に達するのに1000万円かかると言われたら、そもそもの不動産価格を見直す必要も出てくると思います。

その改修費用は、別の話で、

報告書を読み解いて、何をすればいいかを判断し、

改めて、リフォームの見積もりをする必要があります。

 

リアルでは水回りや内装改修に費用を充てたい

実際、住むまでには、水回りも直したい、壁紙も張り替えたいなど、リフォーム費用も大事になってきますが、

そこは、この既存住宅状況調査では出て来ません。

そもそも、壊れていなければ、奇麗であれば、改修したいかどうかは個人の感覚によるものが大きいです。

既存住宅状況調査で判断する耐震、老朽化の改修と水回りの交換は別に考えるのではなく、

リフォームの改修工事の一環で考えるのが当然の流れだと思います。

 

結局、リアルでは改修費用も含めてトータルで判断する必要はある

どこまで耐震補強などに費用をかけるか?それに見合った不動産価格か?

決められた費用の中で、水回りも直したい、内装も直したい、、、、

結局、既存住宅の状態を判断するのも必要だが、

その物件を購入するかどうか、そして、

住むためにはどのくらい費用が掛かるのかをトータルで評価する必要がある。

 

是非、中古物件の内覧の機会がありましたら、お声がけください!!

既存住宅現状調査ではない、報告書は作成しないことにはなりますが、それで無料で対応できます。

中古物件は、築浅物件から、古い物件まで千差万別あり、

それにあった評価、判断をご助言、見積、リフォーム工事をいたします。

築浅物件は、老朽化、耐震的な問題はないが、でも、水回りぐらいは改修したい、

新耐震基準に満たないお宅でも、古民家風に住みたい、

本当に危険なところから、優先的に補強して耐震費用対効果をあげたい。

など、お客様のニーズに合わせて、

既存住宅現状調査を踏まえて、ご提案いたします。

中古住宅内覧ポイント~中古マンション編①

20年近く、建築の立場から、中古マンションの購入のお手伝いをしてきた経験で、

内覧時、どこを見ればいいのか?

何に気をつければいいのかをまとめてみました。

マンションと戸建てでは若干違いますので、

第一弾は、中古マンション編①、外観、共用部です。

 

中古マンション編① 外観、共用部

 

外観、共用部は見た第一印象が大事です。。。当たり前?

何より、住宅内部は自分の意志で改修できますが、外観や共用部は、あなた個人ではどうしようもありません。

管理組合が管理し、直すのにも管理組合の評決が必要なので、

見た印象、そのままの評価になります。

場合によっては、共用部が汚い、整理がされてないと、そのまま中古マンション自体の価値にも影響します。

廊下に個人のものや自転車などが放置されていたり、郵便受け、掲示板などが、

広告などで散らかっていたら、治安的にも不安を感じるかもしれません。

毎日、通勤通学、外出で、廊下からエレベーター、エントランスを通るので、

毎日、嫌な感じで使いたくないですよね。なんなら、気持ちのいい空間がいいですよね。

 

防犯

マンションの防犯レベルも、個人ではどうしようもありませんね。なので、確認しておく必要があります。

防犯カメラや防犯ライト、夜間の照明の照度も大事ですので、内覧は昼と夜、少なくとも夜にも外観だけでも、

確認しに行くのがいいでしょう。

日中と違って、意外と、薄暗かったり、住人や通行人の死角になるような暗がりがあるかもしれません。

 

オートロック玄関

90年代以降のマンションであれば、ほとんどエントランスがあり、

そこにはオートロック式の自動ドアがあるパターンになりますが、

集合団地タイプのマンション群や、70年代ぐらいの築50年近いマンションですと、階段を中心に、上がっていくタイプでは、

オートロック自動ドアが無いパターンもあります。

その場合、管理人さんもエントランスが無いのでその場にいないという事にもなりますが、

それで防犯上、劣るとかはあまり考えなくてもいいかもしれません。

片側廊下で無い分、プライバシーも保てますし、風通しのいい部屋にはなります。

 

駐車場・駐輪場

古いマンションだと、戸数分の駐車場が無かったり、

敷地が狭いと、昇降式の駐車場だったりもあります。

侵入経路も含めて、台数、空きの確認をしましょう。

ただ、複数台の車所有の場合もありますので、敷地内だけでなく、近隣に月極駐車場はあるかを確認するのもいいです。

駐輪場は、これも防犯的な観点でも見ておく必要があります。

 

接道

案外、大きな通りに面しているマンションですと、いきなり大通りだと、逆方向に行けなかったり、

出入りが大変だったりします。

大きな通りから1,2本、道路を入るぐらいが、交通量も少なく安全ですし、静かですし、

交差点で左右どちらの方向にも行けるというメリットはあります。

 

外壁面の痛み

マンションはなぜ、タイル張りが多いのか?

それは、タイル張りは塗装よりメンテナンス費用が掛からないからです。

マンションなどの高層ですと、足場代も馬鹿にならないので、メンテナンス回数を減らすためにもタイル張りが多いです。

タイル張りでない外壁の場合は、それだけ塗装のメンテナンス回数が増えて、維持費の費用が掛かるとも言えます。

また、色によっては、白い塗装のマンションは、汚れ=古さ、を感じることがあるかもしれません。

 

30年以上のマンションでは、もうそろそろ、タイルのメンテナンスで、部分的な剥がれなどの補修に入ることもあります。

それがなされているかどうかも、見てもいいかと思います。

また、宮城県ですと、震災の影響でヒビや歪の被害があったりましたので、

マンションの耐震性の確認も含めて、どこをどのぐらいの費用で直したかなど、管理組合に確認するのもいいでしょう。

 

廊下など共用部の仕上げ

外装はタイル張りが多いと言いましたが、逆に、足場のいらない廊下やバルコニー内は、雨などの影響も少ないので、

建設コストを抑えるため、塗装だったりもします。この辺は、清掃がされているか程度を見ればよいかと思います。

床は塗装よりは、外部歩行用の長尺クッションフロアなどが張られていると、奇麗に保たれるかと思います。

なお、共用部の清掃に関しても、管理費からその費用が出ますので、住人の負担です。

毎日、掃除すると奇麗ですが、その分、費用は掛かってますので、頻度とのバランスが重要かと思います。

 

エレベーターの古さ

エレベーターは、一応、機械設備になりますので、老朽化や古い型となると、マンションの寿命と比べると、

数回、架け替えなどが発生します。

こちらも、基本、修繕積立費で賄われますが、新しい方がいいに越したことはないかと思います。

以前、死亡事故なども起こっておりますので、メンテナンス体制も、一応、見ておきましょう。

 

各戸の玄関ドア

実は、各戸の玄関ドアは、共用部です。防火設備にもなっていますので、勝手に交換などは出来ません。

塗装も、外観として色を合わせていますので、外面は出来ませんので、剥がれてたりしても個人で直すことは出来ません。

内側だけ塗装することはあるかもしれません。

 

管理会社、管理人

マンション管理は自治ですが、管理業務は、ほとんどのマンションで外部の管理会社に委託しています。

管理業務としては、管理人、清掃、管理人室の維持、エレベーターなどが主なものです。

管理組合は、住人から選定された理事によって運営されますが、その理事会で、管理委託会社を決めます。

管理会社をどこにするか、都度、検討している管理組合は、コスト意識がある管理組合だと思います。

マンションのデベロッパーと同じ同族の会社が管理していたとすると、

もしかしたら、管理会社の検討をしていない可能性もあります。

管理費は、そのまま住民の頭割りになりますので、コスト意識がある管理組合かなどもそこでわかります。

それで言うと、

管理人は、常駐、なんなら24時間体制の方が安心かもしれませんが、その分、管理費はかかります。

管理人が隔日だったり、工夫されてるマンションもあります。

私的理想は、住人がほとんどいない、日中にいて、5時に退所してしまうよりは、

朝夕だけいてくれたり、夜も9時ぐらいまでいてくれれば、コミュニケーションも、防犯上も安心なのかなっとは思いますが、

そういう管理体制の管理会社は、見たことは無いです。

 

興味本位の、、、温熱環境的に日本で一番住みやすい地域はどこかなぁ?

過去最高に暑かった夏も終わり、

思えば、ここ仙台でも2か月以上、エアコンを稼働してて、

出来るだけ、冷暖房の無い生活が長ければいいと思っていた矢先に、寒くなって来て、

え、冷房を切って1か月ぐらいでもう暖房?って思ってる所です。

そこで、

日本で一番、冷暖房をしなくていい地域、最も快適に過ごせる地域ってどこなんだろう?

もしかしたら、ここ仙台なんじゃないか?っと思いまして、

1年の温度変化で、一定の基準を設けて、冷房が必要な期間、暖房が必要な期間を出してみました。

1日の中での温度差で、1日中、冷暖房をつける必要が無いとか、

家の性能、そもそも人によって暑さ寒さの基準も違う事はさておき、

冷房は最高気温の平均が25度以上

暖房は平均気温が10度以下

で使うと仮定して稼働させる月数を、主要都市ごとに出しますと、、、

 

一番、冷暖房がいらない月が長いのは、

神奈川県三浦市の6カ月でした

2位グループが勝浦、銚子で、5カ月でした。

3位グループは、仙台、静岡と那覇の4.5カ月。

那覇は、冷房だけの可動という事で、この期間です。

4位は、新潟、石垣島の4カ月

石垣島も冷房だけですが、那覇よりも暑かったです。

ふと思ったのが、冷暖房を稼働しない期間って、日本では半年無いんだ、

半年以上は冷暖房のお世話になってるんだってことでした。

続いて、

5位集団は、広島、東京、盛岡、秋田の3.5カ月

ここには、東北地方の都市も入ってきます。仙台より寒いので暖房期間が長くなります。

6位は札幌の3か月。

やはり暖房期間が長いためですね。

7位は大阪、京都で2.5カ月

夏は暑いし、冬も案外寒いという都市です。

そして、最後に、私の計算で、一番冷暖房のいらない期間が短い結果になったのは、

8位福島の2か月でした。

夏は暑いし、冬も寒いってことですね。

その他、内陸の長野、甲府も2.5カ月で、福島の2か月がやはり一番短いですね。

福島と仙台、車では1時間ぐらいなのに、ここが一番、温熱環境の差があるとは。

 

 

温度環境から見た窓の開け閉めの重要性。家の断熱は当然として。。。

過去一の暑さだった2023年の夏、やっとエアコンをつけなくていい日が来たと思いきや、

1カ月もしないうちに、暖房つけるか?って思い出してきて、

ベストは、

暖房も冷房もいらない期間がどのくらいあるか?ってことを考えるようになりました。

今では、家の断熱は当然の話で、特に議論をすることも無くなって来てますし、

断熱の第一目標は、冷房暖房の効率を上げるためで、快適に暮らす家のあくまで一部分でしかありません。

そもそも、冷暖房期間以外は、窓を開けたり締めたりしたら、断熱性よりももっと大事なことがあるのかと。

 

どれだけの期間、暖房冷房を使わずに過ごせるかは、生活の仕方で考えることも出来ます。

まず、1日の中での温度差として、日中は暖かい、夜は寒いので、

日中は出来るだけ太陽光を室内に入れて、逃がさない。

きちんとカーテンも開けて、時間と方角も東と西の部屋でも考えつつが尚いいです。

 

部屋の換気、窓開けは、午前中にしておき、夕方以降は窓を閉めることで、

部屋の暖かさを保つようにしたいですね。

ですので、1日の中でも、日中は多少暑くても室内では半袖などで過ごし、熱を取り入れておき、

夜は厚着と布団でしのぐことで、暖房のいらない期間を延ばすことは出来ますね。

これが生活の中で光熱費を抑える方法かと思います。

まあ、これにも、家の断熱性能は大事ですし、

あと、窓ガラスはLow-Eの複層ガラスで日射を入れるようにするとかも建築的には大事かもしれません。

ただ、換気のための窓開けと、窓の開けっぱなしとは違うので、

開けっぱなしではせっかくの断熱性能も意味が無くなりますので、

きちんと管理するのは重要ですね。

 

例年以上にエアコンの可動が長かった今年、なら尚更、

できるだけ暖房をつける期間を短くしたいと思った話でした。

光熱費も高い状態が続いてますしね。

 

中古住宅、マンション購入のリフォーム専門サイトオープン

このたび、中古住宅、中古マンション購入時の調査とリフォームに特化したサイト、

「はなまるリハウスドットコム」

をオープンしました。

平成30年に、既存住宅状況調査と言う制度がスタートしましたが、

それから、5年が経過しましたが、業界的にもなかなか定着せず、

形骸化しつつあると感じ、

問題点は何か?

せっかく、建築のプロが建物本体を評価する機会が出来たのに、

なぜ、軌道に乗らないのか?

っと思って、立ち上げたサイトです。

 

最大の問題点は、売主、買主、どちらが調査費用の負担をするか?

だと思います。

売主は、これから手放す物件に、費用をかけたくない、

粗探しになるような調査を自ら進んでする必要があるか?

買主は、調査をするなら購入決定前にする必要があり、

そこで調査だけの費用負担をすることになる。

など、義務で無いことから、費用負担の在り処が定まらないことかと思います。

一部、専属専任媒介契約のサービスとして無料で実施する不動産会社が出て来まして、

これが打開の一つの方法かとも思いましたが、

専属専任媒介契約をする母体数がどのくらいあるのか?

と言うところかと思います。

 

そこで、ひとつの提案として、

・築10年以上の建物だと、少なくとも、クロスの張替やクリーニング、

もしかしたら、オール電化、水回りの部分改修など、最低限のリフォームがあるのなら、

リフォームの調査と一緒に、簡単な状況調査もして、

第三者の建築の専門家の話を聞ければ、安心感は全然、違うのではないかと思い、

その目的で立ち上げたサイトです。

実際、本当の既存住宅状況調査では、

2か所以上の傾きや、床下、天井裏の調査、非破壊調査などをして、

それを報告書にまとめるという作業がかかり、どうしても費用がかかることになります。

それは、評価の規格化、画一化のためには必要ではりますが、

個別のお宅においては、築年数、造り、状況でそこまでしなくてもいい、

本当に大事なところは、むしろ、数か所を重点的に確認するところだったりするので、

それは、リフォームのお見積と同時に出来る、ご説明できるという部分で、

無料で出来る範囲としてご提案したものです。

現実的に、建築のプロが不動産の建物部分を確認するというシステムかと思いますので、

是非、このサイトを見て頂き、

ご活用いただければと思います。

 

 

はなまるリハウスドットコム/仙台・宮城

 

中古住宅、中古マンションご購入にあたって、

無料の簡易既存住宅診断と、改修費用のお見積、中古物件の値ごろ感まで、

無料同行いたします。

(※不動産屋さんからのご依頼もお待ちしております)

ご依頼フォームへ

 

 

当然、みなさん、中古物件のご検討を始めるにあたって、

不動産屋さんに足を運んだり、問い合わせしたり、

今ですとネットで検索も自由に出来るので、まずはそこから始めると思います。

 

中古物件のいい所は、実は、

「明確な値段が出ている」※1

「現物を見て導線や広さの確認、品定めが出来る」

「周辺も含めた住環境を見て感じることが出来る」

「立地条件のいい物件がある」

と言うところです。

※1:総費用は税金、登記費用などの総費用は計算しないとわかりませんが、不動産屋さんがまずは出してくれます。

 

新築ですと、坪単価はいくらですが、外構、エクステリアは別途だったり、

購入後にオプション工事を進められたりと、当初の予定より費用がかさむことが多かったりますが、

中古物件の場合は、改修費用だけきちんと決めれば、後での追加と言うことはほとんど起きません。

 

新しい住宅団地での新築ですと、

これからどう発展するのかもわからないまま新築しないといけないという弊害がありますが、

中古物件の場合は既に、住環境が確立しているので肌で感じることが出来ます。

 

さらに、

立地の面でも、新築はどうしても、土地の入手の段階で、

郊外の住宅団地になったり、敷地が狭いということが多いのですが、

中古物件は、中心部に近かったり、交通の便が良かったり、

そのわりには安いと言った立地のメリットは高い物件が多いと思います。

同程度の立地で住宅を手に入れる場合でも、

新築では30坪で3000万円かかる場合でも、同額で45坪の中古物件が手に入るかもしれません。

 

逆に、2000万円台ぐらいだと、土地と建物入手で新築は難しいかもですが、

中古物件では探せば、ちょっと古いけど、あるかもしれない。

と言うこともあります。

 

その他、中古住宅をローンで買う場合は、新築時と同じ住宅ローンを組むことが出来ますので、

リフォーム費用もそこに組み込むと、安い金利でローンを組むことが出来ます。

 

これらが中古物件を購入するメリットかと思いますが、、、

 

ただ、自分なりにいろいろ情報を集めたり、実際に不動産屋さんにも相談しても、

最終的にわからないのが、不安になるところが、、、

 

・家自体の不具合や直さないといけない所があるか?

・部屋数を増やしたいなど、間取りの不便を解消するための費用はどのくらいかかるか?

・希望のデザイン、住宅設備にリフォームしようとするとどのくらいかかるか?

など、改修費用が判断がつかず、

そこが購入決定、資金計画のネックになることが多いです。

 

中古住宅、中古マンションご購入にあたって、

無料の簡易既存住宅診断と、改修費用のお見積、中古物件の値ごろ感まで、

無料同行いたします。

(※不動産屋さんからのご依頼もお待ちしております)

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中古物件の購入で気になるところ

・耐久性、耐震性はどうなんだろう?

・見えない欠陥とかあるんだろうか?

・希望のデザイン、雰囲気になるんだろうか?

・それらを解決するのにはどのくらいかかるんだろう?

では、ないでしょうか?

 

不動産屋さんや売主はいいことしか言わないかも。。。ですし。

それらに対しても、私共は、

第三者的に公平に判断、ご説明いたします。

 

 

最近よくある、リフォーム済みの中古物件ってどうなの?

最近ですと、既に売り出された段階で改修リフォームがされている物件も多いです。

メリットとしては、

・すでに改修されているので、見た目が奇麗

リフォーム費用が入った購入価格にはなるのですが、

本能的には、既存のままの生活感が残ってたり汚いよりは、

奇麗になってた方が手が出しやすいのがあります。

・購入したら翌日から住めるので、何も考えなくていいので楽

 

と言うのがあるのですが、一方、

・この場合、売主になるのは、顧客から中古物件を買い取った不動産業者が多く、

業者の売買利益も乗っかっているので、実は相場よりも高いことが多い。

(個人売買ではかからない消費税はかかるので、確実に10%は高くなる。)

・実はカビが生えやすい、とか、構造的に痛んでいた、

場合によっては、傾いていた、などがわからなくなってしまっている。

・実際の不動産価格やリフォームにどれだけかけたかはわからない

と言うデメリットがあります。

 

「建物の本質」を知った上で購入するには、リフォーム、改修の手間、労力はかかりますが、

既存のままで購入することをお勧めしています。

住設機器を充実させたり、クロス選びや、色決めなど、

ご自身の気に入ったデザインでリフォームできますので。

 

中古住宅、中古マンションご購入にあたって、

無料の簡易既存住宅診断と、改修費用のお見積、中古物件の値ごろ感まで、

無料同行いたします。

(※不動産屋さんからのご依頼もお待ちしております)

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ざっくりですが、費用を簡単に書き出しますと

(※不動産屋さんも参考にお使いください)

項目目安のご予算(税別)

注釈

内装クロスの張替30~50万円~

マンションファミリータイプから30坪程度の戸建て。

その他、クッションフロアの張替や畳の表替え、襖の張替は別途かかります。

ユニットバスの交換90万円~

比較的安価な1坪標準タイプの場合

浴室換気乾燥機、人造大理石浴槽、冷たくない床などはオプション

タイル張りの浴室からの工事は途調査が必要です。

キッチン交換70万円~

比較的安価なI型2250mmの場合

扉の仕様によって商品定価が変わります。食洗器、人造大理石天板、お手入れが楽なレンジフードなどは別途

位置の変更などは別途調査が必要です。

トイレの交換15万円~

タンクタイプの節水トイレの場合

タンクレス、多機能洗浄便座などは費用が変わります。

洗面化粧台交換10万円~750mm汎用洗面化粧台の場合
玄関ドアの交換40万円~

片開き戸の場合。

親子ドア、欄間有かなど大きさで変わります。

アルミ製から断熱スチール、断熱グレード、鍵の仕様でもお値段が変わります。

室内ドア20万円~

クロスの張替有りの場合。

ガラスドア、水回りドア、デザインでお値段が変わります。

屋根、外壁塗装120万円~

30坪程度戸建ての場合。シリコン塗装。

建物の大きさ、樋、軒天井、破風、玄関回りの木製造作などの塗装によって変わります。

建築クリーニング10万円~床面積によります。リフォーム個所、エアコンの有無でも変わります。
アスベスト調査10万円~アスベスト調査後に処分費用が変わることがあります。

 

「見ないで概算で」っと金額を尋ねられると、このような金額をご提示することになるのですが、

実際は、注釈のように、

不具合の有無の確認だけでなく、施工面積や現況、お客様のご要望で費用が大きく変わってしまいます。

 

中古住宅、中古マンションご購入にあたって、

無料の簡易既存住宅診断と、改修費用のお見積、中古物件の値ごろ感まで、

無料同行いたします。

(※不動産屋さんからのご依頼もお待ちしております)

ご依頼フォームへ

 

 

最後に、、、

 

まずは、もうちょっと自分で色々考えてみたいという方

弊社では、「失敗しない中古住宅・中古マンション購入術」というサイトにて、

実例を踏まえたノウハウや無料小冊子の進呈を行っております。

読んで頂き、

表立っては言えないようなお話は、お客様宛に小冊子としてPDでお送りしています。

よろしければ、

まずは一読して頂ければと思います。

失敗しない中古住宅・中古マンション購入術のサイトへ

 

 

最近、問い合わせが増えている内窓工事、実際どうなのか?

今年に入って、内窓取り付けのお問い合わせが急増しまして、

問い合わせの8割りは、

「内窓を付けたい」

「補助金を利用して内窓工事はいくらか?」

などとなっております。

 

ただ、詳しくご説明すると、その先に進まない方も結構いるのも事実です。

ではなぜ、そうなるのか?ご説明したいと思います。

 

 

内窓の補助金は、新しいものではない

実は、今年から、住宅の省エネリフォーム補助金に、

「先進的窓リノベ事業」というのが、加わりました。

みなさん、今年から補助金が始まったと思っている方も多いのですが、

実は、内窓を付ける補助金は、2009年から、住宅エコポイントとして、

やっておりまして、すでに10年以上前からやっております。

当時は、ポイントで付与されて、その分の専門の買い物や商品券で支払われたりしてました。

震災後は、震災復興がついたり、特に消費税が上がるタイミングで、

需要の冷え込み対策として、導入されたり、されなかったりを繰り返してました。

 

「先進的窓リノベ事業」は補助額も大きいが窓の単価も高い

今回は、「先進的窓リノベ事業」という補助額の大きな補助金が導入されて、話題になっているかと思いますが、

実は、その分、高断熱の内窓を使うことになり、窓自体の金額も高くなりますので、

実費負担としては、あまり変わらずで、

(実費負担がさほど増えずに、高断熱内窓が付けられるということはありますが)

だいたい、1か所10万円程度の実費は、いずれにしても必要になります。

 

内窓工事は、30万円かかる断熱工事

断熱は、本来は家単位ですが、最低限、部屋単位としても、

リビングだと3か所、30万円は、実費では必要です。

数万円の負担で済む話では、基本、ありませんので、その辺、ご承知おきください。

 

内窓は暖かくするのではなく暖房効率を上げる

で、勘違いしがちなのは、これって、部屋が寒いので暖かくしたい、

と言う話では無いのです。

内窓を付けても暖かくはなりません。

暖房効率、熱効率があがる、光熱費が安く済む、いわゆる省エネ工事ということです。

ですので、

厳密に言えば、光熱費と内窓工事にかかる費用を天秤にかけて検討するのが本来です。

部屋単位で考えると分かり易いので、

先ほどの、リビングに3窓で30万円

で考えると、

リビングの暖房にかかるエアコンの電気代、石油ストーブの灯油代が、

1年で3万円程度浮けば、10年で元が取れる省エネ工事と言うことになります。

 

内窓工事は、見栄え、機能じゃなく、損か得か

リビングの光熱費、いくらかかってますか?(冷房の電気代もいれてもいいです)

3万円程度、浮かせそうですか?

これは、何とも言えない金額です。

窓以外の床、壁、天井がスカスカだとしたら、逆に全然、効果が無い話かもしれませんので、

どのぐらい浮きますという計算が、ほぼ出来ないんですよね。

さらに、10年以上住めばまだいいですが、5年で引っ越すとなると、また話は変わりますし。

まずは、我が家の光熱費の計算、そして、リビングでどのくらい光熱費がかかっているかの感覚をもってから、

検討するのが本来ですので、そこから始めるのが本来の形かと思います。

 

最後に、

省エネ促進は、ご家庭の家計負担を下げるだけではなく、低炭素社会を目指す日本の施策でもあり、

CO2削減とか、化石燃料の消費を抑える目的でもあります。

そこも踏まえて、導入するかどうか、検討して頂ければと思います。

 

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

本年も、よろしくお願いいたします

 

今年の住宅リフォームの動向ですが、

コロナはまだ、真っ盛りなのですが、

社会活動は再開し、控えめだった住宅リフォーム、中古住宅購入など、

建築業界は、コロナ前に戻ることが予想されます。

 

〇リフォーム補助金

本年も、リフォーム補助金事業は、行われることになっております。

去年まで、国交省、経済産業省、環境省などが並立して、

窓口が別れておりましたが、

本年からは、窓口が1本となり、

事業者登録をしている会社のみでの受付になります。

(事業者登録は来週から受付になりますが、弊社も登録の予定)

 

〇材料、商品価格

円安は落ち着くとは思われますが、依然、燃料費などは急激に下がる要素はなく、

昨年、値上がりした商品、材料はこのままの推移が続くかと思いますが、

去年から続く値上がりラッシュは、今年は落ち着くかとは思いますし、

変動した価格や、不安定な掛け率などは、一定の数値に整理されてくるかとは思います。

 

〇中古住宅、マンション売買

こちらは、コロナ期間も、特に変化はなく、売買がありましたので、

今年も、前年同様の取引が続くかとは思います。

中古住宅流通は、基本的には不景気産業と言われ、

新築の代わりに中古住宅と言う方が一定以上いますので、

景気に左右されづらい流通かと思います。

 

 

パナソニック「わくわく新築・リフォームフェア」のご案内

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リフォームの需要が高まる冬を前にして、

パナソニックでは、ショウルーム企画がございます。

 増税後の買い控えに対応するため、さまざまな、販促企画が用意されておりますので、けして、

増税分、損すると言う事が無いような体制を整えております。

 

☆今回のイベント特典

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っと、増税後でも、損の無いような、ご提案をさせてもらっています。

 

その他、イベント企画としまして、

・コーヒードリップ講座

フラットホワイトコーヒーファクトリーによる、

話題の本格ドリップコーヒーをお楽しみください。

 

 

 

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・IH調理実演SHOW

実演販売士ナックル井上の、トリプルIHの比較実演販売です。

 

 

 

 

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・明日への手紙講座

実いざと言う時のための、

「エンディングノート」の書き方解説

 

 

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・縁日コーナー

実射的や輪投げなど、お子様向けの企画です。

縁日の雰囲気をお楽しみください。

 

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などを行っております。

 

ぜひ、10月以降の増税分もお得にリフォームが出来るよう、情報が満載ですので、

月末土日は、ショールームへお越しください。

 

〇日時:令和元年9月28日(土)、29日(日) 10:00~17:00

〇場所:パナソニックリビングショウルーム仙台(仙台本町三井ビルディング1階)

 

ご来場ご希望の方は、

弊社サイトのお問い合わせフォームを使って、お申し込みください。

↓↓↓

ご来場予約フォーム(弊社問い合わせフォーム兼用)

 

 

※添付書類 「わくわく新築・リフォームフェア」PDFファイル

201991513492.pdf