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失敗しないリフォーム計画

今、導入する太陽光発電とは?「おひさまエコキュート」

 

2009年、日本のFIT(固定価格買取制度)元年は、バタバタしていました。

その頃、ドイツでは買取価格が70円ぐらいだったかと思うので、そこまで行くか?っと期待していましたが、

結局、48円でスタートしましたね。

で、それから15年経った今、徐々に買取価格は下がって行き、今年は16円です。1/3ですね。

一方で、パネル価格も売電価格を知ったか知らずか、同時に下がり続けて、実は今でも費用対効果的に見れば、

変わってはいないという結果になっています。

 

結局、変わったのは電気料金だった

ところが、変わったのは、普通の電灯契約の電気代の方で、

・震災で値上がり

・コロナ、ウクライナ情勢、円安でさらに値上がりの、

・調整が入り、補助金が入り高止まり?

で、徐々に上がって行きつつ、政策も入り、

電気料金の単価は一筋縄ではいきません。

グラフ化して見ましたが、

2020年以降は、一律30円にしてプロットして見ました。

そもそも使用量で単価も変わるので一概には言えないのですが、

2019年に買取価格と逆転しているのが見て取れればいいです。

「10年ひと昔」とは、よく言ったものです。

※ざっくり比較なので参考程度、逆転がわかればいいというグラフです。

 

売った方が得から自家消費の時代へ

これって、どういうことかというと、

売った方が得から、自宅で使った方が得、

になったのです。

なので、

当初は、

「発電する日中は家にいないで電気を使わないで、どんどん売った方がいい」

でしたが、

今は、

「日中、使った方がいい」に変わり、

日中留守の家より、日中在宅しているライフスタイルが有利となってしまいました。

 

おひさまエコキュートとは?

そこで、登場したのが、

「おひさまエコキュート」というシステムです。

おひさまエコキュート | エコキュート | 給湯・暖房 | Panasonic

 

エコキュートの逆転現象

本来、エコキュートとは、深夜の安い電力でお湯を沸かしておくという概念でスタートしました。

深夜電力→普通の電気として使うに変わったと言えます。

 

原子力行政から太陽光発電

当時は、原子力発電が多くなると、昼夜問わず発電し続けるので、電気を使わない深夜は余剰電力が問題になったのです。

そこで出てきたのが、深夜電力、時間帯別契約で、これを利用したのが電気温水器、エコキュートでした。

しかし、震災後の原子力発電がほぼ無くなってから、夜間の余剰電力問題は解消され、

深夜帯の安い電力というのが意味が無くなり、こちらも高くするタイミングを見計らう時期になりました。

このタイミングでほぼ同時期に太陽光発電の買取制度もスタートしてます。

そこで、電気料金の逆転現象がついに起こり、

太陽光発電の電気でエコキュートを稼働させる「おひさまエコキュート」が生れました。

売電価格と電気料金が逆転したので、売らずに自家消費した方が得、

自家消費だと30円の電気代を賄えることになりました。

 

蓄電池の代わり?

太陽光発電のデメリットは日中しか発電しない、天候に左右される、でした。

そこで蓄電池と言う発想があるのですが、蓄電池は電力を生み出さないので、

購入費用分の元を取るのは困難です。

この「おひさまエコキュート」は実は、蓄電池の役割も果たすと言えます。

電気を熱に変えて貯めておくシステムなので。

電気を生む日中、ご不在な家庭はほとんど電気を使わず、発電分が売電に回ってしまって、

安い買取価格で売ることしかできないというデメリットがあったのですが、

そこでエコキュートを稼働することで貯めておくことができるという事です。

 

16円でしか買い取ってくれない電気を30円相当で生み出す

16円で10年程度で元が取れる計算の現在の太陽光発電。

これを電気代30円で使えば、さらに有利になると言うのが今の考え方ですね。

なお、「おひさまエコキュート」は太陽光発電用のもので、既存の普通のエコキュートでは対応出来ません。

ですので、このためだけにエコキュートまで交換すると割が合わないので、

導入するとすれば、エコキュート交換時期に検討するのがいいとは思います。

 

ちなみに、

太陽光で給湯?だったら90年代にあった太陽熱でお湯を作る「朝〇ソーラー」でいいんじゃない?

ということもあるのですが、、、

まあ、光で発電する太陽光発電は冬もある程度稼働するので、それで良しとしましょう。

 

弊社では、

Qcells、長州産業の太陽光パネルが一応、ラインナップされています。

おひさまエコキュートは、パナソニックです。

 

最近、問い合わせが増えている内窓工事、実際どうなのか?

今年に入って、内窓取り付けのお問い合わせが急増しまして、

問い合わせの8割りは、

「内窓を付けたい」

「補助金を利用して内窓工事はいくらか?」

などとなっております。

 

ただ、詳しくご説明すると、その先に進まない方も結構いるのも事実です。

ではなぜ、そうなるのか?ご説明したいと思います。

 

 

内窓の補助金は、新しいものではない

実は、今年から、住宅の省エネリフォーム補助金に、

「先進的窓リノベ事業」というのが、加わりました。

みなさん、今年から補助金が始まったと思っている方も多いのですが、

実は、内窓を付ける補助金は、2009年から、住宅エコポイントとして、

やっておりまして、すでに10年以上前からやっております。

当時は、ポイントで付与されて、その分の専門の買い物や商品券で支払われたりしてました。

震災後は、震災復興がついたり、特に消費税が上がるタイミングで、

需要の冷え込み対策として、導入されたり、されなかったりを繰り返してました。

 

「先進的窓リノベ事業」は補助額も大きいが窓の単価も高い

今回は、「先進的窓リノベ事業」という補助額の大きな補助金が導入されて、話題になっているかと思いますが、

実は、その分、高断熱の内窓を使うことになり、窓自体の金額も高くなりますので、

実費負担としては、あまり変わらずで、

(実費負担がさほど増えずに、高断熱内窓が付けられるということはありますが)

だいたい、1か所10万円程度の実費は、いずれにしても必要になります。

 

内窓工事は、30万円かかる断熱工事

断熱は、本来は家単位ですが、最低限、部屋単位としても、

リビングだと3か所、30万円は、実費では必要です。

数万円の負担で済む話では、基本、ありませんので、その辺、ご承知おきください。

 

内窓は暖かくするのではなく暖房効率を上げる

で、勘違いしがちなのは、これって、部屋が寒いので暖かくしたい、

と言う話では無いのです。

内窓を付けても暖かくはなりません。

暖房効率、熱効率があがる、光熱費が安く済む、いわゆる省エネ工事ということです。

ですので、

厳密に言えば、光熱費と内窓工事にかかる費用を天秤にかけて検討するのが本来です。

部屋単位で考えると分かり易いので、

先ほどの、リビングに3窓で30万円

で考えると、

リビングの暖房にかかるエアコンの電気代、石油ストーブの灯油代が、

1年で3万円程度浮けば、10年で元が取れる省エネ工事と言うことになります。

 

内窓工事は、見栄え、機能じゃなく、損か得か

リビングの光熱費、いくらかかってますか?(冷房の電気代もいれてもいいです)

3万円程度、浮かせそうですか?

これは、何とも言えない金額です。

窓以外の床、壁、天井がスカスカだとしたら、逆に全然、効果が無い話かもしれませんので、

どのぐらい浮きますという計算が、ほぼ出来ないんですよね。

さらに、10年以上住めばまだいいですが、5年で引っ越すとなると、また話は変わりますし。

まずは、我が家の光熱費の計算、そして、リビングでどのくらい光熱費がかかっているかの感覚をもってから、

検討するのが本来ですので、そこから始めるのが本来の形かと思います。

 

最後に、

省エネ促進は、ご家庭の家計負担を下げるだけではなく、低炭素社会を目指す日本の施策でもあり、

CO2削減とか、化石燃料の消費を抑える目的でもあります。

そこも踏まえて、導入するかどうか、検討して頂ければと思います。

 

パナソニック「わくわく新築・リフォームフェア」のご案内

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リフォームの需要が高まる冬を前にして、

パナソニックでは、ショウルーム企画がございます。

 増税後の買い控えに対応するため、さまざまな、販促企画が用意されておりますので、けして、

増税分、損すると言う事が無いような体制を整えております。

 

☆今回のイベント特典

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っと、増税後でも、損の無いような、ご提案をさせてもらっています。

 

その他、イベント企画としまして、

・コーヒードリップ講座

フラットホワイトコーヒーファクトリーによる、

話題の本格ドリップコーヒーをお楽しみください。

 

 

 

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・IH調理実演SHOW

実演販売士ナックル井上の、トリプルIHの比較実演販売です。

 

 

 

 

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・明日への手紙講座

実いざと言う時のための、

「エンディングノート」の書き方解説

 

 

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・縁日コーナー

実射的や輪投げなど、お子様向けの企画です。

縁日の雰囲気をお楽しみください。

 

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などを行っております。

 

ぜひ、10月以降の増税分もお得にリフォームが出来るよう、情報が満載ですので、

月末土日は、ショールームへお越しください。

 

〇日時:令和元年9月28日(土)、29日(日) 10:00~17:00

〇場所:パナソニックリビングショウルーム仙台(仙台本町三井ビルディング1階)

 

ご来場ご希望の方は、

弊社サイトのお問い合わせフォームを使って、お申し込みください。

↓↓↓

ご来場予約フォーム(弊社問い合わせフォーム兼用)

 

 

※添付書類 「わくわく新築・リフォームフェア」PDFファイル

201991513492.pdf

 

 

リフォームの断熱工事

トータルリフォームでは、よく、断熱工事の依頼もあります。

古いお宅で、寒いので、リフォームのついでに断熱工事もやりたいというご要望なのですが、

まず、考え方を整理しますと、

この「家が寒いので、リフォームのついでに、、、」というのを考えてみたいと思います。

 

家が寒いので、、、

断熱工事をいくら行っても、部屋を暖めることにはなりません。

暖かくするには、暖房をより強くかける必要があります。

断熱工事は、暖かくする工事ではなく、暖房効率を上げる、省エネにする工事なのです。

 

新築だと、順番に施工していくので、一番都合のいいタイミングで、断熱工事をしますので、

どうせするなら、

より断熱性能が高い、より厚い断熱材で、より性能の高い材料を使うに越したことはありません。

断熱性能を上げた分、費用が掛かったにしても、光熱費を削減できるので、

新築住宅30年住むのであれば、全然、元が取れる話になります。

要は、元が取れるかどうかなのです。

なので、断熱工事に余計に費用をかけてしまうと、この、元が取れるということから、遠のいていきます。

 

もし、地球環境のためCO2削減に貢献したいというのであれば、断熱工事をするのはいいのですが、

それでも、工事で余計な解体、作り直しをした分、建材を無駄にしてしまうという環境には良く無くなる可能性はあります。

 

リフォームのついでに、、、

断熱工事は、実は、リフォームのついでにはなりません。

普通にリフォームを考えると、

出来るだけ壊さない、捨てない方が、安く済みます。

下地が壊れていなければ、クロスの張替え、フローリングは上張りするなど、

仕上げ材のみの工事の方が、費用はかからないで、見栄えをよくすることが出来ます。

これに、断熱工事もしたいとなると、

健全な下地を全部壊す、捨てる、

そして、断熱材を入れて、下地を作るという作業が、改めて、断熱工事のためだけに必要になります。

 

下地が壊れている、傷んでいるようであれば、作り直す必要があるので、

そのついでに断熱材を入れるのは、全然、いいのですが、

リフォームでは、断熱工事のためだけに下地を壊して作り直すと、

費用がかかりすぎてしまって、省エネでは元は取れません。

 

 

そもそも、断熱って何?

 

世の中にはいろんな断熱材がありますが、すべてに共通しているのは、断熱は、要は「空気」なのです。

普通に考えると、北風が吹くと寒い、夏は熱気が、、、っと、空気は熱を運ぶものだと思いがちですが、

それは、熱が空気を伝わっているのではなく、空気が動くことによって熱が運ばれるのです。

動かない空気は、熱を伝えづらいのです。

(これは、学問的に言うと、熱移動の3原則と言われる熱伝導、対流、熱放射のことで、

動いてはこぶは「対流」で、これがなければ、空気は熱伝導率は極めて低いということです。)

動かない空気を作るのが、例えば、発泡スチロールに閉じ込められてる空気、グラスウールの中の空気で、

断熱になっているのです。

 

あと、断熱性能が高いか低いかを簡単にわかる方法があります。

それは、手のひらで触ることです。

触って、冷たければ、断熱性能は低い、手の温かさを感じれば、断熱性能が高いと言えます。

それを考えると、

鉄やコンクリートは、冷たいので断熱性はない、

木や発泡スチロールは暖かいので断熱性能が高い、

そして、土壁、これは、冷たそうですので、やはり低いと言えるかと思います。

 

 

家はどこから熱が逃げるのか?

 

LIXILの内窓「インプラス」のカタログに、内窓工事が一番、効率的に断熱性能を上げることを説明するための、図があります。

これを見てわかるのは、

・窓からは全体の58%の熱が逃げており、内窓はただ取り付けるだけで、一番作業効率がよく、断熱できる。

・逆に、床は7%しか熱が逃げないので、どんなに断熱しても、7%にしかならないのに、床の断熱工事をするには、床板、下地を剥がして処分して、断熱材を入れて、また下地から作る必要がある、

ということです。

 

それと、

古いお宅が寒いのは、断熱材が少ないからなのですが、それよりも、もっと大きい要因があります。

それは、隙間風です。

先ほどの話の、空気の対流があるので、熱は逃げるのです。

古い家の壁に一生懸命、断熱材を突っ込んでも、土台回りや梁、桁のところや、窓回りに隙間があると、

意味がないです。

厚い羽毛布団をかけているのに、脇が浮いていてるのと同じことです。

 

 

リフォームの上張り効果

 

新築住宅ですと、改めて、新しい家に住むことになるので、案外、断熱性能を感じることが少ないことが多いです。

前の家より広くなったり、今の新築は全館暖房が標準ですので、家全体の温度を上げようとするので、

昔の茶の間だけ暖房を入れて、こたつで温まるより、温度自体は低かったり、寒々しい印象を受けたりするからです。

恐らく、省エネにしても暖房費用はさほど、変わらないかもしれません。

 

でも、今住んでいる住宅をリフォームすると、そのままの空間で温度変化を感じられるので、

リフォーム前と後でどれだけ暖かくなったかが分かり易かったりします。

それで、よく言われるのが、改めての断熱工事をしなくても、

リフォームで仕上げ材を上張りしただけで、全然、暖かくなった、ということです。

これは、実は、建材を上張りすることで、

例えば、壁は、大壁に石膏ボードを上張りすることで、空気層が出来たり、

フローリングを上張りすることで、木の厚みが増したり、古いお宅にあった隙間が、

埋められて、隙間風が入らなくなっての効果かと思います。

先にご説明したように、動かない空気は断熱層になりますし、

隙間による熱損失を防げるからかと思います。

 

もちろん、お客様のご要望ですので、このような説明をしても、

断熱工事をしたいという方もいますし、それはそれでいいですし、

リフォームなので部屋ごとに、例えば、リビングは断熱工事をするけど、個室は内窓だけとか、選んでも構わないです。

限られた予算で、いかに効率よくリフォームをするか、費用対効果を上げるかと、考えた時は、

このようなことも、考慮して、費用配分を考えるのも一つかなっと思います。

 

リフォームチラシの不思議

20年ぐらい前から、リフォームに特化する工務店が多く現れるようになり、

初期は、住宅リフォームの営業はチラシで公告するのがメインでした。

しかし、リフォームの場合、対象のお客様が限られますので、チラシをまいていると、

かなり費用対効果が悪く、

(スーパーのチラシは、誰でも買うし、誰でも対象になるので効率はいいですし、

そもそも、それに売り上げを頼っていない、必要経費だったりしますが)

当時の会社は広告経費倒れをしたのか、そのチラシもかなり少なくなりました。

しかし、最近、目に付くリフォームのチラシも、

同業者として、「?」、っと思う箇所がいくつかあります。

それは、お客様の方でも、そう感じているのではないでしょうか?

今回は、リフォームのチラシの不思議な部分、おかしい部分、実はこういう仕組みだ、

など、書きたいと思います。

 

キッチン、ユニットバスなどの価格が安すすぎる

比べるのが難しいリフォームでは、つい、商品単価の高い安いで、

この会社は安い、っと、商品単価で安さを感じてしまうかもしれません。

しかし、リフォーム会社は物品販売ではないので、

最終的には、工事費を含めたリフォーム金額で請け負いますので、

本来は、そこまでの価格で、比べなければなりません。

 

実は、リフォームの商品、ユニットバス、キッチン、洗面化粧台、、、は、メーカーから仕入れるのですが、

これが、他社より極端に安いということは、ありえません。

厳密に言うと、メーカーからは直接仕入れず、商社、問屋さんなどが間に入りますが、

もし、そのリフォーム会社が、極端に安く商品を仕入れられてたら、

他社は、「何でうちは高いんだ!、うちにも安く仕入れさせろ」

と、問屋さん、メーカーに詰め寄ることになるからです。

そもそもですが、年間何百棟以上、新築を建ててる住宅メーカーもありますので、

そこと比べると、リフォーム業は、小規模になりますし、すべてオーダーメイドとなると、

まとめて仕入れる、まとめて交渉するということも難しいので、

どのリフォーム会社でも、仕入れ価格には、ほとんど違いはないと思います。

っと言うことは、

商品を安く出している分、工事費を高くして、そこで利益を上げる、

と言うことが考えられます。

つまり、

チラシ広告の安い商品価格は、客寄せ、まずは、問い合わせをもらうための手段

と言えると思います。

これは、某大手家具屋さんなども、この手法を取っていますが、

家具屋さんの方は、商品が売れればいいので、

もしかしたら、本当にその価格で利益を出すのかもしれませんが、

それにしても、最終的には、取り付け費込みの金額がリフォーム代金となりますので、

そこの取り付け工事費は、実は高めになっているのが実情です。

 

トータルリフォームの価格

リフォームのチラシでは、よく、

「水回り4点一式、○○万円から~」

「外装塗装一式、○○万円から~」

「トータルリフォーム一式 ○○万円から~」

という文言を目にします。

これは、普通に考えても、まったく意味のない価格でしかないと思うのです。

まだ、

商品が決まっていて、さほど、違いがないような単体工事ならまだ、わからないでもないです。

たと言えば、ユニットバス、キッチン、洗面化粧台、トイレの交換など。

でも、これにしても、価格として出せるのは、

「一番安くできた場合」の単価だと思ってた方がいいと思います。

そもそも、家の古さや、現況で、お宅の様子は皆さん、違います。

その、お宅によって違う状況を想定して、追加でかかるかもしれない費用を加味した、

リフォーム金額と言うのを、チラシでは言えないと思います。

ですので、結局、一番、やり易いお宅の場合、費用が掛からない工事の金額になってしまいます。

でも、結局、最終的には、すべての状況を加味したお見積りに追加でなっていくわけで、

その追加部分を多く見られると、結局、最終的には高い見積もりになるかもしれません。

 

そう考えると、

「外装塗装一式」、「トータルリフォーム一式」に至っては、

ほとんど、参考に出来ない金額だと思います。

安く見せるために、参考のお宅の条件は、(25坪の場合)とか、小さく書いていますが、

これも、住宅としては一番小さい方の坪数です。

2階建てでは、この広さのお宅はほとんどあり得ないので、平屋の場合と言えます。

その他、「トータルリフォーム」に至っては、細かく言うと、

例えば、

和室を洋室にする工事、

給湯器もオール電化にする工事、

玄関土間はそのままなのか?

窓は全部交換する金額なのか?

などなど、まったくわからない内容です。

 

そう考えると、安くはないリフォーム費用、

労をいとわず、3社ぐらいのリフォーム会社から、

話を聞く、アイデアを頂く、工事範囲の考え方の相談をして、

リフォームの見積もりを検討する、

と言う、工程は、必要なのではっと思います。

なぜ?今?太陽光発電、、、やっと施工していい時になりました。

 

10年以上、前かと思います。

太陽光発電が、もてはやされて、私の方でも、取り扱い、導入のシミュレーション依頼、見積依頼が来ていました。

でも、当時は、弊社では結局、太陽光発電自体は施工までには至りませんでした。

 

なぜ、当時は太陽光をやらなかったか?

 

私の基準として、割のいい物ではなかったからです。

その理由は、

当時は、シミュレーションすると15年程度で元がとれる、という結果になったのですが、

 

私の基準

・元が取れると言えるのは、10年程度での話で、世の中、どのように変わるかわからないのを考えると、

15年程度では元が取れると言ってはいけない。

(100年では元が取れるとは言えないですよね、ある程度の期限が必要で、それは「10年ひと昔」っと考えていました)

・エコキュートと合わせて、10年で元が取れるという提案なら、

エコキュートだけやれば、7,8年で元が取れる。

なので、エコキュートの設置工事のみに変わった方はいます。

・設置した瞬間に、装置の天災等のリスクを負う事になる。

等が理由で、そもそも、お客様にはお勧めしておりませんでした。

 

結局、当時、施工していた太陽光発電設備は、

 

・電気の買取価格は、当時の方が断然高いのに、その分、設備費も同じだけ高い、

・補助金もあったのに、補助金分、高い、、、、

結局、高い買取価格や補助金は、全部、メーカーや設置業者の設備投資、利益になるだけで、

お客様は、単純に、

「15年で元が取れる」

と言う恩恵だけしか、受けていなかったということです。

結局、当時、太陽光発電が売れると思って、大量投資をした設置業者が乱立し、

国道沿いに店舗をオープン、CMを打ったり、プロ野球スタジアムに大型看板を設置した業者も有りましたが、

すべて、倒産してしまいました。

 

それが、最近になって、やっと、、、なのです。

 

やっと、「10年で元が取れる」

ぐらいにまで、価格が下がったのです。

補助金も無い、買取価格も下がっているのに。。。

つまり、

・太陽光パネルの価格が大幅に下がった。

・設置技術も向上し手間がかからなくなった。

と言う理由からです。

さらには、

天災保証もついているので、地震、台風で飛ばされても保証される。

っと、やっと、本来の一般の方が導入できる価格、元が取れる域に、最近になって達したことになるのです。

 

価格下落のポイント!

太陽光パネルの製造には、大規模な設備投資、大量生産体制が必要です。

10年前からの太陽光パネル製造で、やっと、ローコストで太陽光パネルを製造できるようになったのと、

今度は、そのラインを維持すべく、安く売らないと売れない、となって来て、

薄利多売の方向に向かっているのかと思います。

そもそもの国の補助金政策は、購入者のため以上に、設備投資のためでもあったと言えます。

 

最後に、、、

 

太陽光発電は、設置すれば、30年以上は問題なく発電すると言われています。

つまり、元を取った先でも、ずっと電気を産み続けてくれる、

買取価格が下がっても、今の設置コストだと、自宅用に使っても得をする、、、

これは、今だと導入する絶好の機会だと言えると思います。

 

っということで、

私の家も今、導入の検討を始めました。

(売ろうとしている人が自分も買おうと思っているのが、何よりの証拠ですね。)

 

※ちなみに、これは家庭用10Kw以下のシステムだけで、

それ以上の大きさの空き地設置などは、買取保証がない、進入禁止フェンスの設置義務など、

これだけ、価格が下がっても今でも、割は合わない投資になっています。

 

 

お問い合わせは、、、

弊社問い合わせページへ

リフォームの営業って、どんな感じ?

皆さんは、リフォームを業者に頼もうとしたとき、

まず、どのような流れ、雰囲気になると思っていますか?

 

こなれた営業マンが来て、

「これは大変だ、早く工事しないと手遅れになる」

とか、上手い営業の口車にのって、契約を迫られ、

契約の印鑑を押さないと、なかなか帰らず、居座られる。。。

また、一方では、

ゴリゴリの建設業のおじさんが来て、

専門用語で、ペラペラ話されて、意味が分からないうちに契約してしまう。。。

 

 

そんな風に思ってないでしょうか?

それは、メディアでは、悪質訪問販売とか、欠陥住宅の現場しか、取り上げられないからなのではないでしょうか?

 

では、実際はどうかと言うと、

僕の場合ですが、きわめて、普通です。

 

そもそも、リフォームのご希望がある方の家しか行きませんので、

ご要望をお聞きし、

専門家としての意見を述べさせてもらって、

リフォームするのに費用対効果がよいか?

無駄な工事ではないか?

など、ご相談させて頂いて、

大まかな、それに対する費用をお伝えする。

そして、改めてお見積りをご提示する。

 

それで、まずは、一区切りです。

営業が上手な人は、そこで口八丁手八丁で、お客様に契約を迫るのでしょうか?

僕の場合は、まず、そんなことは無理ですね。

そもそも、リフォームしなくていい人をさせることなんて出来ません。

2,3000円の商品だったら、

しょうがないから、試しに買ってみるか?

等はあり得るかもしれませんが、

リフォームの場合、数百万円の工事になります。

それを無理やり契約するということは、不可能です。

 

リフォームしたいというご要望があって、

それに対して、よりよいご提案をさせて頂いて、

お客様がそれに納得して、ご契約をする。

 

リフォームの営業は、こんなのが普通です。

もしかしたら、業者によっては、会社のノルマや、マニュアルで、

契約をとる、グイグイ営業されるということは、あるかもしれませんが、

私の場合は、

あとは、お客様のお考えに委ねる、そんな感じです。

 

ですので、まずは、

リフォームのご要望がありましたら、変な心配はせず、

問い合わせ、訪問依頼をしていただければと思います。

普通のおじさんが行きますので。

リフォーム営業、あれこれ

一般方は、いざ、リフォームをしようと思ったとき、

問い合わせをしたとき、

どんな営業の人が来るのかな?っと、やはり、不安ではないでしょうか?

 

リフォームの最初の一歩です。

大きな買い物ですので、不安も大きいと思いますので、

まずは、営業で現れた人を、きっちり確認したいと思うと思います。

 

一般の方が、イメージする住宅リフォーム営業って、どういう人なんでしょう。

・作業着を着たおじさん

・スーツできちんと決めた若い営業マン

どちらが、より安心しますか?

 

作業着を着たおじさんは、

専門用語でどんどん話を進めて行って、

言うがままに、リフォームする羽目になりそうな気がしますよね。

それが普通だ、こんなもんです

といった殺し文句が最後に出て来そうです。

お客様を素人だからと言いくるめそうですよね。

 

一方、スーツの営業マンは、人当たりもよく、説明もわかりやすい。

でも、

専門知識は無かったり、会社に相談してからとか、別の技術者を同伴して来たり、

で、もし、いざ、リフォームをお願いすると、

あの爽やかな営業マンの姿はほとんど見えず、

結局、現場のおさんじ達が、わかっているのか、話は通っているのか、

不安なまま、工事が進むってことになるかもしれません。

 

僕は、実は、どちらにもなりたくないと思って、リフォームの営業をやっています。

・出来るだけ専門用語は使わない

・普段の言葉で伝える

・建築業界の常識ではなく、日常の常識で話すようにする

・最初に話したことが、僕が最後まで現場にいることにより、最後まで生きている

・設計担当、現場担当、上司、、、、っと、無責任ないろんな人を間に入れない

・営業段階で話したことには責任を持つ

・普通に、当たり前に話せる関係になる

これが、僕の営業スタイルです。

 

だた、残念ながら、

・爽やかな若い営業マンではありません。

そこだけご容赦ください。

 

 

LIXILリフォームフェア2016東北のご案内

毎年、年1回、イベント会場で行われる招待制のリフォームフェアです。

招待制のため、ゆっくりじっくり本気で商品を見ることが出来、

充実したリフォームフェアになっております。

招待状は、弊社にございますので、近々、リフォームをご検討のお客様は、ぜひ、ご連絡いただければと思います。

最新のリフォーム情報を手に入れ、最善のリフォームをして頂ければと思います。

 

日時:2016年4月2日(土)・3日(日)

    10時~17時まで

場所:夢メッセみやぎ

 

※予約お申し込みは、弊社「お問い合わせ」をご利用ください。

 

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住宅リフォームは、欲張りに楽しむ

折角、大金をかけてリフォームする訳ですから、

それで苦労するのではなく、楽しく進めたいものですね。

で、結局、住宅って、

半年も住めば、慣れてきてしまって、それが普通になっちゃうものなんです。

当たり前のものになっちゃうんです。

リフォームして、その住まいを楽しく思えるのは、1年ぐらいですかね。

 

なので、より欲張りに楽しむためには、

出来れば、商品選定、工事中などの過程も楽しみたいものですね。

 

・水回りであれば、今回は採用しないにしても、最新の住宅設備の知識もつけつつ、ショールームで選ぶ。

そうすれば、あとで、これも付ければよかったなどの後悔もしないと思います。

 

・内装も白系だけではなく、ワンポイントクロスなどを取り入れてみる

そうすれば、どんなデザインがいいか、どんな雰囲気にしたいかなど、

街のショップやホテル、インテリア雑誌など見て、思いを巡らせることが出来ます。

 

・工事は出会いでもあります。

私を含めて、様々な職人さんとのお話もあるかと思います。

さすが職人さんだなっと思ったり、合間のちょっとした会話も楽しめればと思います。
 

折角、大金をかける訳ですから、

500万円、、、ハイ、出来ました。

じゃなく、

ああしたいこうしたい、思いを巡らせて、吟味するのがいいと思います。

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