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2024年01月08日

本年もよろしくお願いいたします

今年、2024年は、元旦早々、大きな地震があり、

日本全国、おめでたいとも言えない新年を迎えました。

亡くなられた方のお悔やみを申し上げます。

また、被災して避難生活、不自由な生活をされている方に、

一刻も早い復旧、日常を取り戻せるよう願っております。

 

北陸地方は、地震が少ないという認識なのか、

耐震化率、地震保険加入率も全国で低い方だと聞きました。

阪神淡路大震災の時も、そのような認識で、

古い家、シロアリ被害にあった老朽化した家の倒壊が目立ちましたが、

今回も倒壊による圧死が多かったという事です。

震度7が境目かと思いますが、

東日本大震災では、その前の2003年の大地震など宮城県では震度6ぐらいの地震が10年ペースであり、

耐震化が進んでいたおかげなのか、倒壊した住宅は、目立ちませんでした。

天災、津波は避けることは出来ませんが、

建物の耐震化は人知で進めることは出来るので、是非、命を守るという観点から、

対応した方がいいと思います。

なお、この地震に耐える耐震化とは、

ヒビが入っても潰れない、出来れば以降も直せば住み続けることができる範囲の強度を言い、

そのポイントとしては、

・築年数の新しさからも、平成12年以降の家では、ほぼ大丈夫だと思う

・昭和56年以降の建物で、耐震が意識された間取りで腐朽していなければ、耐えられると思う

・シロアリ、雨漏りなどで老朽化していない

・傾斜地、盛土、埋め立て地など軟弱地盤、液状化地域、そして津波地域ではない

などが、大きく上げられます。

特に歴史のある地域は、先祖代々の家、土地という方も多いかもしれませんが、

それに頼らず、現在の認識で自宅を見直して頂ければと思います。

 

地震後も、自宅で過ごすことができるかどうかは大きいです。

避難所に頼ることが無く、

簡単な震災対策として、

飲み水の確保、排水の確保、懐中電灯、半分以上のガソリン、カセットコンロ、暖を取る方法、米、乾麺などの買い置き、

で、特段な対応をすることも無く、震災後1週間を過ごすことが出来ます。

是非、これを目指して、今一度、

我が家の地震対策について、考えておいていただければと思います。