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2023年10月

温度環境から見た窓の開け閉めの重要性。家の断熱は当然として。。。

過去一の暑さだった2023年の夏、やっとエアコンをつけなくていい日が来たと思いきや、

1カ月もしないうちに、暖房つけるか?って思い出してきて、

ベストは、

暖房も冷房もいらない期間がどのくらいあるか?ってことを考えるようになりました。

今では、家の断熱は当然の話で、特に議論をすることも無くなって来てますし、

断熱の第一目標は、冷房暖房の効率を上げるためで、快適に暮らす家のあくまで一部分でしかありません。

そもそも、冷暖房期間以外は、窓を開けたり締めたりしたら、断熱性よりももっと大事なことがあるのかと。

 

どれだけの期間、暖房冷房を使わずに過ごせるかは、生活の仕方で考えることも出来ます。

まず、1日の中での温度差として、日中は暖かい、夜は寒いので、

日中は出来るだけ太陽光を室内に入れて、逃がさない。

きちんとカーテンも開けて、時間と方角も東と西の部屋でも考えつつが尚いいです。

 

部屋の換気、窓開けは、午前中にしておき、夕方以降は窓を閉めることで、

部屋の暖かさを保つようにしたいですね。

ですので、1日の中でも、日中は多少暑くても室内では半袖などで過ごし、熱を取り入れておき、

夜は厚着と布団でしのぐことで、暖房のいらない期間を延ばすことは出来ますね。

これが生活の中で光熱費を抑える方法かと思います。

まあ、これにも、家の断熱性能は大事ですし、

あと、窓ガラスはLow-Eの複層ガラスで日射を入れるようにするとかも建築的には大事かもしれません。

ただ、換気のための窓開けと、窓の開けっぱなしとは違うので、

開けっぱなしではせっかくの断熱性能も意味が無くなりますので、

きちんと管理するのは重要ですね。

 

例年以上にエアコンの可動が長かった今年、なら尚更、

できるだけ暖房をつける期間を短くしたいと思った話でした。

光熱費も高い状態が続いてますしね。

 

中古住宅、マンション購入のリフォーム専門サイトオープン

このたび、中古住宅、中古マンション購入時の調査とリフォームに特化したサイト、

「はなまるリハウスドットコム」

をオープンしました。

平成30年に、既存住宅状況調査と言う制度がスタートしましたが、

それから、5年が経過しましたが、業界的にもなかなか定着せず、

形骸化しつつあると感じ、

問題点は何か?

せっかく、建築のプロが建物本体を評価する機会が出来たのに、

なぜ、軌道に乗らないのか?

っと思って、立ち上げたサイトです。

 

最大の問題点は、売主、買主、どちらが調査費用の負担をするか?

だと思います。

売主は、これから手放す物件に、費用をかけたくない、

粗探しになるような調査を自ら進んでする必要があるか?

買主は、調査をするなら購入決定前にする必要があり、

そこで調査だけの費用負担をすることになる。

など、義務で無いことから、費用負担の在り処が定まらないことかと思います。

一部、専属専任媒介契約のサービスとして無料で実施する不動産会社が出て来まして、

これが打開の一つの方法かとも思いましたが、

専属専任媒介契約をする母体数がどのくらいあるのか?

と言うところかと思います。

 

そこで、ひとつの提案として、

・築10年以上の建物だと、少なくとも、クロスの張替やクリーニング、

もしかしたら、オール電化、水回りの部分改修など、最低限のリフォームがあるのなら、

リフォームの調査と一緒に、簡単な状況調査もして、

第三者の建築の専門家の話を聞ければ、安心感は全然、違うのではないかと思い、

その目的で立ち上げたサイトです。

実際、本当の既存住宅状況調査では、

2か所以上の傾きや、床下、天井裏の調査、非破壊調査などをして、

それを報告書にまとめるという作業がかかり、どうしても費用がかかることになります。

それは、評価の規格化、画一化のためには必要ではりますが、

個別のお宅においては、築年数、造り、状況でそこまでしなくてもいい、

本当に大事なところは、むしろ、数か所を重点的に確認するところだったりするので、

それは、リフォームのお見積と同時に出来る、ご説明できるという部分で、

無料で出来る範囲としてご提案したものです。

現実的に、建築のプロが不動産の建物部分を確認するというシステムかと思いますので、

是非、このサイトを見て頂き、

ご活用いただければと思います。