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2016年10月

昨今の住宅リフォームのお客様との連絡方法

私は建設業を始めて、20年以上経つのですが、

私が仕事を始めた頃は、まだ、携帯電話すら一般的ではありませんでした。

会社の営業はポケベルを持ち、呼び出されると、公衆電話から連絡を入れて来ました。

現場の大工さんなども、

携帯を持っている人がいなかった頃は、

大工さんは、こちらに連絡してくるのに、現場近くの公衆電話から電話をかけてきてました。

現場に入ると、最寄りの公衆電話を探してたものです。

 

そして、お客様との連絡も、もちろん、固定電話。

お客様が日中、働いていれば、仕事から帰ってくる夜に、ご自宅に電話をして、打ち合わせをしていました。

 

時は流れ、今では、ほとんどの人が携帯電話を持つようになり、

いつでもどこでも、お客様に連絡を取れるようになりました。

 

お客様との連絡は、今ではメールmailtoがほとんどです。実は。

僕のように、連絡をとろうとしたとき、

「今は仕事中なのでは?お昼休みの終わりごろに電話を入れようか」

などと、つい遠慮して、連絡が遅くなる人間にとって、

お客様の都合のいい時、開いて読んでおいて、都合のいい時、回答してもらうというメールは、非常に重宝します。

電話よりも考えをまとめて、送ることも出来ますし、

必然とやり取りも残るので、言った言わないが起こりづらいし、後から読んで確認することも可能です。

そもそもの、最初のリフォームのお問い合わせ自体がメールで来るのがほとんどですし。

 

メールですと、カタログの添付や増減の計算を含めてご提示も可能です。

リフォームのように、工事が進んでいくうえで、確認しないといけないことが、急に出てくるような現場では、

このようなメールのやり取りを交えて、お客様と打ち合わせをして進めていくのは、

確実ですし、正確ですし、便利です。

何より、お客様の都合をあまり意識することなく、必要なメールを送ることが出来ますので。

お客様も、手が離せない時に、いきなり電話が来て、その場で、リフォームの話をされたり、

返答を求められるよりもいいと思いますし。

 

更に、最近は、お客様の電話の使い方も変わってきてて、電話に出れないことも多いようですので、

(電話で話すより、ラインやメールが一般的になってきているのかも)

お客様によって、

携帯メールで連絡したり、Cメールで用件を伝えたりも多いですし、

メールアドレスも、フリーメールだったりと、

お客様に合わせて、多種多様な連絡方法で、リフォームの仕事を進めています。

 

 

住宅エコポイント復活?補正予算で成立

昨日、10月11日の国会で、

新たな経済対策を盛り込んだ2016年度第2次補正予算が可決、成立しました。

これに、以前の住宅エコポイントに似たような補助制度が含まれています。

 

「住宅ストック循環支援事業」

と言う形で、実施されることとなりました。

 

※対象事業
1.良質な既存住宅の購入 最大50万円 40歳未満対象

2.エコリフォーム  最大30万円

3.エコ住宅への建替 最大30万円

 っと、以前の住宅エコポイントと似たような内容になっておりますが、

更に、若者支援が追加されているような形になっています。

 

詳細は、これから10月末にかけて、

全国で建築従事者向けの説明会が実施されますので、それ以降となるかと思います。

 

基本的には、その工事の補助金と言うことですので、

補助金ですべてまかなえる訳ではありません。

内窓などは、補助金では追い付きませんので、

必要のないものはあえてする必要もないかと思いまが、

設備エコ改修に関しては、

断熱浴槽、高効率給湯器、節水型トイレ、節水水栓などの組み合わせによっては、

お得になるかもしれません。

 

これを機に、いつかやりたいと思ってズルズル伸びていた水回り改修、内窓断熱工事をしてみてはいかがでしょうか。

 

詳しくは、国交省のホームページにて

http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000694.html

 

 

 

 

 

リフォーム業者じゃないと思ってる

僕は、自分の仕事を、リフォーム業者とは思っていない部分があります。

 

例えば、

大工さんは、家を作るのが仕事、

塗装やさんは、塗装するのが仕事、

だから、そのことをすることで、収入になるってことだと思います。

 

では、私の場合は、

お客様の住環境の悩みを解決する、相談に乗ることが仕事

だと思っています。

 

解決するのに、リフォームが必要だったら、資金計画も必要ですので、お見積りを作る、

どのようにやるのが一番効率がいいか、考えるということをします。

解決するのに、

500万円かかるかもしれませんし、10万円で済むかもしれません。

というスタンスだと思ってます。

 

ですので、お悩みの内容によっては、

そう言えば、それ、ホームセンターに売ってましたよ

っと、お答えすることもあるし、

暮らし安心、「クラシアン」を使ってみては?

というご回答もあったりするのです。

 

さぼっているわけではなく、それがお客様にとって、一番の方法だと、

建築の専門として、お話していると思っています。

 

事業用、店舗、賃貸物件でも、もちろん同じです。

それで、収益を上げようと思っていたり、充実した事業が出来ればいいと思っているかと思いますので、

それにとって、建築的には何が一番ベストか?

というご助言をして、費用対効果の一番高い方法を検討します。

 

なので、

これを作って、これを塗って、っと言われることが一番苦手かもしれません。

決まっているなら、その専門業者に、直接、頼めばいいと思ってしまうからです。

やる必要があるか?

なんで、それをするのか?

などと、思ってしまうからです。

 

こういうスタンスが、私の弱みでもありますが、強みでもあると思っています。

リフォームの営業って、どんな感じ?

皆さんは、リフォームを業者に頼もうとしたとき、

まず、どのような流れ、雰囲気になると思っていますか?

 

こなれた営業マンが来て、

「これは大変だ、早く工事しないと手遅れになる」

とか、上手い営業の口車にのって、契約を迫られ、

契約の印鑑を押さないと、なかなか帰らず、居座られる。。。

また、一方では、

ゴリゴリの建設業のおじさんが来て、

専門用語で、ペラペラ話されて、意味が分からないうちに契約してしまう。。。

 

 

そんな風に思ってないでしょうか?

それは、メディアでは、悪質訪問販売とか、欠陥住宅の現場しか、取り上げられないからなのではないでしょうか?

 

では、実際はどうかと言うと、

僕の場合ですが、きわめて、普通です。

 

そもそも、リフォームのご希望がある方の家しか行きませんので、

ご要望をお聞きし、

専門家としての意見を述べさせてもらって、

リフォームするのに費用対効果がよいか?

無駄な工事ではないか?

など、ご相談させて頂いて、

大まかな、それに対する費用をお伝えする。

そして、改めてお見積りをご提示する。

 

それで、まずは、一区切りです。

営業が上手な人は、そこで口八丁手八丁で、お客様に契約を迫るのでしょうか?

僕の場合は、まず、そんなことは無理ですね。

そもそも、リフォームしなくていい人をさせることなんて出来ません。

2,3000円の商品だったら、

しょうがないから、試しに買ってみるか?

等はあり得るかもしれませんが、

リフォームの場合、数百万円の工事になります。

それを無理やり契約するということは、不可能です。

 

リフォームしたいというご要望があって、

それに対して、よりよいご提案をさせて頂いて、

お客様がそれに納得して、ご契約をする。

 

リフォームの営業は、こんなのが普通です。

もしかしたら、業者によっては、会社のノルマや、マニュアルで、

契約をとる、グイグイ営業されるということは、あるかもしれませんが、

私の場合は、

あとは、お客様のお考えに委ねる、そんな感じです。

 

ですので、まずは、

リフォームのご要望がありましたら、変な心配はせず、

問い合わせ、訪問依頼をしていただければと思います。

普通のおじさんが行きますので。